本当は必要なかったことなのに、それに気づかず当然だと思ってやっていること、続けていることは意外とあると思います。ふとしたときにでも不要だったということに気づくことができればまだ良いのですが、思考を停止した状態でいると、延々とそれを繰り返していることもあるので注意しなければなりません。
考えずに続けてしまっている期間が長くなればなるほど、実はダメージが大きくなってしまいます。気づかないままだと、そのダメージの蓄積もどんどん大きくなって‥。
今回は、必要なことかどうかを考え見極めようというお話です。

※伝え忘れたわたしにとって不要なもの。
何も考えないでいると
仕事でも何でもそうですが、考えずに物事を進めてしまうとうまくいかないことがあります。
かつてのわたしも同じことを経験してしまいましたが、マニュアル作りに時間をかけすぎたことがあります。
一度経験した仕事がまたやってきたときに全力で対応できるように以前からマニュアルを作っていて、それは今も続けています。
ただ、没頭するあまり、いつの間にかこのマニュアル作成がメインの仕事になってしまい、時間をかけすぎてしまったのです。わたしの本来の仕事は別にあるのに。
わたしのことではないですが、マニュアルのマニュアルを作ってしまったという話も聞いたことがあります。自分がやらなければならない仕事を引き継いだ人が、前任者の作成したマニュアルを見て、自分なりにさらにマニュアルを作成した、というパターンです。
一生懸命仕事をしていたつもりが、実は無駄な時間を過ごしていたという失敗例です。
真の目的は何かを考える
マニュアル作りが悪いわけではなく、マニュアルはリストと同じように必要なことだとは思っています。
ただ、自分の本当の目的は何なのか、その自分がやっていることは本当に必要なことなのかを見失ってしまわないようにしなければなりません。
マニュアルを作ることが仕事の目的なのか、それにかける時間は適正なのか、そもそもマニュアルを作成した後に待っている本来の仕事を見失っていないか、そこをはき違えると時間ばかりかかってしまい、実はみになっていないということもあり得ます。
真の目的の前にやっていることに時間をかけすぎて、本当に時間をかけなければいけないことに時間をかけることができていないとしたら、自分で自分の首を絞めてしまうことになります。
そんなミスをしないように、まずは取り掛かろうとしていることが本当に必要なことなのか、どれぐらいの時間をかけて良いものなのかを冷静に見極められる目を持ちたいものです。
最適解はやめることかもしれない
そして、案外見えていないことが、やめてみるという選択肢を含めて考えるということ。
特に、これまでずっとやってきたものや、自分以外の人から引き継いだもの、よくよく考えると惰性でやっていることだなということはあったりします。
勤務時代、年末が近くなると来年のカレンダーが書かれたデスクマットをお客様へお渡しする、という仕事がありました。はじめは何の疑いも持たず、お渡ししていたものです。
ところが、数年たつと、お客様からは「いらない」という声があったり、お渡ししても使われていないというケースも多かったのです。
今白状しますが、わたしはこういった状況をふまえ、お客様に毎年お渡しすることをやめました。実際にいらないと言われたお客様分は持ち帰ってそのまま置いてある状況になっていましたし、やめても「デスクマットないの?」などと言われることは一度もありませんでした。
お渡しすることが悪いということではなく、行動の前に少し考えてみようということです。たまたまわたしが担当していたお客様には不要だったということ。
もちろん、わたしの担当していたお客様以外には必要とされていた方もいらっしゃったことでしょう。
ただ、良かれと思ってやっていることがお客様にとってはそうでないこともときにはあるのです。
自分よがりにならないよう、お客様の反応を見ながら、ときには声を聴きながら必要なこと、不要なことを見極めるようにしましょう。一歩立ち止まってみて。
- 直近の出来事
自宅以外の場所でブログを書いてみるのも面白いものです。妻に付き添った場所で書いてみるという体験をしてみました。

