消費税に必要な登録番号、適格請求書発行事業者の登録番号のことですが、導入されてから3年が経とうとしています。それでもお客様にこの番号はどうやって調べるのか、ご相談いただきましたので、改めてこの検索について確認してみます。

※インボイス番号の検索サイト
インボイス制度って何?
インボイス制度は2023年10月1日にスタートしました。そのため、すでに内容をご存じの方も多いと思いますが、わたしのように事業を始めたばかりの方などご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
簡単な説明にとどめますが、これまでは消費税に関してインボイス制度というものはなく、消費税の金額を記載した請求書や領収書などを発行(受け取り)・保存することで、消費税の納税額を計算していました。
インボイス制度が始まり、今までの情報に加え、消費税を納めている事業者であることを証明する番号を付与することになったのです。これを登録番号といいます。
検索サイトの使い方
そこで、インボイスの登録番号を知ることが必要になってきます。冒頭の写真にあるように、専用の検索サイトが国税庁で用意されていますので、そこから検索をしていきましょう。
この赤枠に登録番号を入力するとその番号を持っている人(法人)が消費税の課税事業者かどうかを調べることができます。番号を知っている場合にはこの方法ですぐに確認することができますが、そもそも番号を知らない場合には、まずこの番号から調べる必要があります。
実は、登録番号は法人に自動的に割り振られた法人番号の頭に「T」がついたものなのです。
では、法人番号はどうやって確認するのか、それはまた別のサイトで法人番号検索サイト(下の画面)が用意されています。

実際に調べてみましょう。

検索窓に山口市と入力してみます。これが、検索したい事業者です。所在地も選択するとより高い精度で調べることができます。そして検索をクリックします。

検索したい事業者の情報が表示されました。この一番左に位置する番号が法人番号です。これをインボイスの登録番号検索サイトにコピペして検索すると、

このように登録番号を持っている事業者の検索ができるのです。今回でいえば、山口市が制度開始(2023年10月1日)の時点から登録番号を持っていることが確認できました。
個人の場合はどうするのか?
法人の事業者が消費税の課税事業者であるかどうかは、このように登録番号を検索することで判断ができますが、個人事業主も同じように検索できるのかというと、答えはNOです。
個人事業主は登録番号から検索することはできますが、事業主の氏名や屋号から登録番号を検索することはできない仕様になっています。
そのため、個人事業主が消費税の課税事業者であるかどうかは、次の方法のいずれかで確認します。
①直接その個人事業主に問い合わせて確認する。
そのままです。検索の方法がないため、直接相手方に対し、消費税の課税事業者かどうかを問い合わせる方法です。
②請求書や領収書など、相手方が発行している書類から確認する。
直接問い合わせなくても、実は請求書などの相手方が発行する書類などに記載してあることもありますので、それを見ることで確認することも可能です。インボイス制度では、この番号を請求書などに記載して相手方に知らせる義務があるからです。
3年近く経過していますからね。登録番号を持っている方は何かしらの書類に表示しなければならないこともご存じの方が多いので、たいていの場合は、②の方法で確認が可能なはずです。
悩んでいるかもしれないどなたかの参考になれば。
- 直近の出来事
昨日は独立記念日ということで、独立の先輩に会いに行って話を聞きました。
