前から知ってはいるけれど経験したことはない、ということは多いと思います。わたしにもたくさんあります。内容を知っているのでわかったつもりになっていること、誰かの体験談を聞いてあたかも自分が経験したかのように錯覚してしまっている、なんてことも実はあったりします。
知っていてやらない、やりたくないことは別にそのままスルーすれば問題ありません。
ただ、実際に経験してみて自分の糧になることや、やってみてもっと早く経験しておけば良かったということもあるものです。
今回は経験しながら自分の一部にしていくというお話です。

※椅子に上ってみると見え方が違います。
ソフトによる違い
税理士の仕事で弥生会計を使っていますが、これまでメインで使っていたJDLの会計ソフトと違うことがいろいろ出てきます。会計事務所は1箇所しか経験していませんが、そこで初めて使うようになったのがJDLでした。
わたしは個人的に試算表というものが好きではありません。好きではありませんが絶対に作らないというわけではありませんし、お客様がその形式でほしいと言われることもありますので作成はします。
これまでメインで使っていたJDLの会計ソフトの場合、試算表を印刷するときは単月を作成するのか、累計での作成をするのか選択することができます。表示期間というところに単月なら10月~10月、累計なら4月~10月などというように入力して選択するわけです。

これが弥生会計の場合、上の画像のように期間をマウスで指定するのです。10月だけなのか、4月からの累計表示とするのか。さらに前期比較表示もクリックしなければ前期比較ができません。
まあ、これはキーボードで入力するのか、マウスでクリックするのかという違いだけですが、マウス操作が多いとわたしはテンションが下がります。
実はショートカットキーがあってわたしが知らないだけというオチかもしれませんが。
JDL製のパソコンには独立した専用のキーがあり、これを押すだけで試算表も簡単に出力でき、その出力期間も入力することで集計期間を変更することが可能です。マウス操作が不要で試算表ができるのですが、これはあくまでJDLの専用機での話。
一般パソコンでの弥生会計のこういった操作性は使ってみて初めて分かったことです。
見るとやるとの違い
先日、体を動かそうとテニスをしました。周りを見てみると、わたしよりも年配の方がテニスを楽しんでいます。昔からテニスを見たことはありますし、ルールも大まかですが知っています。
本格的にテニスをされている方からすると「何を言ってるんだ、そんな甘いものじゃないんだぞ」と言われそうですが、外から見ている限り、すぐにでも試合もできるんじゃないかとも思っていました。
そして実際にラケットを振ってみた結果、空振りのオンパレードです。わたしの頭の中では錦織圭のようなスイングのイメージが出来上がっているのですが、何度も振ってラケットにあてるのがやっと。
見るとやるのとでは全く違ったわけです。
ただ、人間慣れるということもあり、徐々に目が慣れていきます。1時間ほど汗を流し、いくらかは相手コートにボールが返せるようになっていきます。
運動してこなかったわたしの不摂生がたたってこれ以上のプレーはできませんでしたが。
体験しながら自分のものにする
テニスはまだまだ経験不足で何ともなりませんが、会計システムは体験しながら少しずつ自分のものにしています。特によく使う操作はショートカットキーを覚えて使うことで操作時間を短縮していますし、どの会計ソフトを使っても言えることですが、そもそも会計ソフトで一から入力することはしません。会計に関するデータを取り込むことで入力自体をショートカットします。
こうしたことは日々の体験から、工夫できること、そもそも必要ないことなどを見極めるようになるわけです。未知なるものは多いですが、経験すれば自分にとって必要かどうかもわかりますし、誰かにその経験を伝えることも、操作方法を教えることもできるわけです。
まずは好きなことや、何か気になるなということから未知なるものを体験してみましょう。合わないと思えばやめればいいですし、続けることでわかることも多いもの。そして、続けてみようと思うことであれば徐々に自分にあったスピードでものにしていきましょう。
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