税理士試験の勉強

税理士試験まで残り約4ヶ月となりました。
受験勉強をしている人の背中が少しでも押せるよう、わたしなりの勉強方法など書いてみます。


※合格の花が咲きますように

時間の確保

税理士試験に限ったことではありませんが、まずは勉強をする時間の確保が必須となります。実はわたしは税理士を目指して受験すること22回、受験組の大ベテランになってしまいました。

正直なところ、税理士を目指したものの時間の確保が甘く、勉強をしているつもりだった年もありました。それが長く受験生活をしてしまった要因です。
よく、「勉強は量か、質か」と言われることがあります。わたしもよく考えました。ご存知の通り両方必要ですが、量をこなしていくと質がともなっていく気がします。これが量質転化というものでしょう。
そのためにもまずは時間の確保をして量をこなす、ということが大切なのです。

時間の確保の仕方は人それぞれです。わたしの場合、朝早起きして出勤の準備前に勉強。昼食は20〜30分程度で済ませて残りの休憩時間を勉強。自宅から勤務地までの往復も車内で勉強。勤務中にお客様の会社などに訪問する往復も車内で勉強。自宅で夕飯後、寝るまでの時間を勉強。
というふうに頭の中は受験勉強が常に支配しており、決めた時間とそれ以外にも時間があれば勉強、とただひたすらそれを継続しました。
とはいえ、これは本当に試験勉強を終える、最後の数年間です。最初からこれを実践しておけばもっと人生が違ったと今更ながら後悔は拭えません。

1日の勉強時間は、朝1時間、昼30分、夜1〜2時間、移動時その他で30〜40分、平日は3時間前後といったところでしょうか。休日は図書館に通うことも多く、そのときは開館から閉館まで缶詰状態でしたので、1日7時間前後を費やしたと思います。

時間の確保とともに心の覚悟でしょうか。この受験生活では、自分の時間、お金、視力、そして家族との時間を捧げました。特に家族には長く時間がかかってしまい、本当に申し訳なく思っています。

勉強方法

わたしは専門学校に通いました。独学の方もいらっしゃるでしょうがわたしにはできませんでした。もともと勉強ができる方でもなく、子供の頃から苦手でした。それでも資格取得のため、仕事で得たお金を自分の未来のために投資することにし、そして学生時代に通った専門学校に再度通うことにしました。

当然、学校での授業は出席、模試も受験することは最低限やるべきでしょう。講師に直接質問もできますしね。そのうえで、自分なりの勉強方法を探す必要があるのです。

わたしも色々実践してみました。これが良いと聞けばとりあえず試してみましたし、どれが自分に合うのかわからないので全部やってみると良いでしょう。わたしが実践したのはこんな感じです。

  • 理論テキストのマーカー
  • 理論テキストの条文上注意する箇所に印をつける(○で囲むなど)
  • 理論条文を自分の声で録音して聴く
  • 条文を手書きする
  • パソコンのwordを使って条文を入力する
  • 理論の音読
  • 計算総合問題の反復
  • 過去問の反復
  • 計算問題の結果のグラフ化
  • 語呂合わせやこじつけの暗記
  • 何を勉強するのかスケジュールを作成する
  • 本番と同じ時間に試験問題を解く
  • 図書館などリラックスできない場所で勉強する
  • ライバルを作る
  • 誘惑を断つ

理論の暗記

税理士試験は特に税法科目になると理論条文の暗記をしなくてはなりません。わたしはこれがなかなか大変でした。自分の頭はなぜこんなに覚えられないのか、なぜすぐに忘れてしまうのか。時間をかけて覚えた理論があっという間に頭から消失する。もはや恐怖です。
でもこれは受験生みんなが通る道なのです。覚えては忘れ、忘れては覚えを繰り返し繰り返し。ただひたすらに。

また、理論暗記の方法や暗記にかかる時間もひとそれぞれ、正解はないのです。この直前期に入る前の時期、会計事務所に勤務するの場合、業界は5月まではいわゆる繁忙期。頭には試験のことがずっとあるけれど仕事もずっと忙しい状態。精神的にキツイ時期が続くでしょう。
具体的な理論の暗記方法については、また別の機会に書いてみようと思いますが、ある程度の時間をかけることは大事です。

何かを成し遂げるのには時間が必要。そして負けないという覚悟も。人に負けない覚悟ではなく、困難に負けないという心の覚悟です。
試験を突破してきた人たちはみんなそうしてきたのでしょう。短い期間で合格した人も、わたしのように長く時間がかかった人も。