好きな映画や楽曲は忘れません。しばらく離れていてもなぜか細部まで覚えていることが多いです。何度も見た映画のワンシーン、数えきれないほど聞き倒した大好きな曲の前奏部分、どうしていつまでも細かいところまで覚えているのでしょうか。

※今でも見てしまう大好きな映画。
人間は忘れる生き物
人間は良くも悪くも忘れながら生活していく生き物です。エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか。記憶の忘却を表すグラフのことであり、ドイツの心理学者であるエビングハウスが発見したものです。人間は学習したことなどを最初の20分で42%忘れ、1日後には66%も忘れてしまうというのです。
勉強をしていると、朝せっかく覚えたと思ったのに夕方もう一度やってみるとかなり覚えていたことが抜けている、というのはこれによるものです。誰しも「せっかくあれだけ時間をかけて覚えたのに」と思った経験はあることでしょう。
たくさんの時間をかけて必死に覚えたものや、大事なことだから覚えておかないといけなかったものを忘れてしまうのはつらいことです。忘れてしまいたい過去もあるわりにそれは覚えていたりするものですが。黒歴史とか。
脳は不思議なもので、勉強のように覚えないといけない、忘れてはいけないと思っている記憶は忘れ去っているのに覚えようとしたわけでもない強烈な記憶は覚えている、ということも多々あります。全く自分は覚えていないのに自分以外の人ははっきりと覚えていて「あのとき〇〇だった」、「あそこで食べた△が忘れられない」ということもあるでしょう。
強烈な記憶でなかったとしても、何度も反復して覚えたものは習慣になっているものも多いので、なかなか忘れにくい長期記憶になっています。
忘れることをどうやって防ぐのか
時々、この人なんでも覚えてるなと思わせられる方もいますが、大体の方は忘れることがあると思います。わたしもよく忘れています。税理士の仕事は期限が決まっていることが多いので、忘れましたでは済まないことも多いです。
そうならないようにするため、わたしは仕事に関することはツールを使って忘れないようにする工夫をしています。以前、ブログにも書いたチェックリストなどのツールを使うことは忘れたくない場面で有効的に機能しています。
チェックリストなどのツールはそのツールの使いやすさと、そもそもツールを使うこと自体を忘れないということが大切です。ツールを使うこと以外にも誰かほかの人に頼るという方法もあるでしょう。家族などの場合、「〇までにこれをすることを忘れていたら声をかけて」と頼んでおくと自分が忘れている場合に教えてもらうことができるかもしれません。ただ、頼まれた人が忘れてしまうと共倒れになることもあり得ます。
頻繁にあることであれば、何度もそれを経験することで習慣化してしまうという方法もあります。特に仕事に必要なものであれば何度も反復して経験することが多く、自然と習慣になっていることも多いでしょう。そもそも必要なものか見極めることも場合によっては必要です。
相手にも覚えておいてもらうために
自分だけが覚えておけば良いものと自分以外にも覚えておいてもらわなければならないものも存在します。例えばお客様にもこの時期はこれをしてもらわないといけない、などということがあれば当然その情報を共有します。期限があることも多いので、その都度、複数回伝えるということも必要です。
そうすることでお客様もそれが習慣化し、こちらが1度だけ伝えておけば大丈夫だったり、最終的にはこちらが何も言わなくてもお客様が自ら行動していただけるということにもつながるでしょう。そういった状態になるための資料作りやデータなどの工夫も、覚えておいてもらうためには欠かせないものになります。
そしてわたしが日々発信しているブログにも、覚えていただきたいという気持ちを込めて書いている記事もあります。いつかこのブログに書いておいてよかった、発信していたからこの結果があったんだとわたしも思えるように。
- 直近の出来事
自宅で仕事をしていることで帰ってきたときの子供の様子を見ることが増え、今日はうれしいことがあったのかな、なんて気づくことができるようになりました。

