時間給の計算表を作成してみた

時給で勤務する方の給与計算を手計算していて大変だとお聞きし、Excelで計算表を作成したので、お困りの方の参考になれば。


※給与ソフトを使うのも良いと思います。

 勤務表を作成する

時間給を計算するためには月当たりの勤務時間を把握する必要がありますので、まずはExcelで勤務表を作成します。手書きからExcelへ転向すると、なかなか入力するのが難しいと感じられるかもしれませんので、なるべく簡単に計算表ができるように考えます。
このあたりは、実際に給与計算を担当される方が使いやすいように、意見をお聞きしながら進めなくてはと感じます。

1日の勤務時間が休憩時間を除いた時間で入力できるようにします。B、C列、E、F列に始業と終業時間を入力するとD、G列に勤務時間が計算される仕組みを作りました。時間の計算はセルの設定を”時間”にしておく必要があります。今回でいうとD、G、Hの列です。
セルの書式設定(該当セルに合わせてctrl+1)を開き、

種類をユーザー定義から「h:mm」を選択するとD、G、Hの列は時間として計算してくれます。

なお、日付については、セルA4に6/1を入力すると以降のセルは自動的に変更してくれるよう設定しました。A列4行目以降はユーザー定義を「m/d(aaa)」とし、1ヶ月分の行を作っておきます。これで、A4にその月の初日を入力するとA5以降のセルは自動的に更新されます。

これに勤務時間を日々入力していきます。

すると1ヶ月分の勤務時間が合計されました。35行目の時間合計のセルはユーザー定義を[h]:mmに変更しておきます。これをしておかないと24時間を超えた時間数を正しくカウントしません。

 単価を入れて給与を計算する

勤務表はできましたので、毎月日々の始業時間と終業時間を入力していきます。
最終行にはその月の勤務した時間の合計が算定されます。
ここまでできればあとはその勤務表に単価を入れて給与の金額を計算するだけです。

単価を入れ、1ヶ月の合計時間数と掛けて給与を計算します。このとき、単価と時間数を掛け合わせるだけではうまくいきません。
時間数と単価を掛けるときは、ひと手間必要です。
上記の場合、50時間×1,100×24としなければ適正な金額になりません。

このように50時間×1,100=55,000円になりますね。

 給与ソフトを使ってみる

時間給の計算はExcelを使えば自由に作ることができます。とはいえ、社会保険や雇用保険の徴収、所得税、住民税のことも考えるとExcelで作るとなるとハードルも上がっていきます。作れなくはないですが、保険料率が毎年変動することを考えると更新していくのにもそれなりの知識と時間がかかることになります。

これらを考慮すると、給与計算のソフトを使用するのも一つの手だと考えます。最近は、給与計算のソフトも多種多様になり、保険料率など自動で更新してくれるクラウド型のソフトも増えました。
ご自身の状況にあわせてツールを検討してみてはいかがでしょうか。
まずは手書きの場合、デジタルのツールに変えるだけでも効率化が図れるかと。そのツールの研究と慣れは必要になりますが。

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    梅雨に台風が重なり、連日雨が降ります。この数日半袖だと少し肌寒い気候が続いているので、こんなときこそ風邪をひかないように注意しなければいけませんね。